男女共同参画全学講演会を実施

 本学教育学部出身であり、茨城県政史上初の女性副知事としてご活躍の
山口やちゑ氏を講師にお招きし、「少子高齢化と男女共同参画について」
をテーマに男女共同参画講演会を開催しました。本講演会は平成25年1月
17日(木)に本学大学会館において開催し、役員、教職員、学生ら約90
名の参加がありました。
 
 講師である山口やちゑ氏は、高等学校教諭から茨城県婦人教育会館(現
レイクエコー・茨城県女性プラザ)の社会教育主事を経て、茨城県女性青
少年課において女性行動指針策定・普及に取り組まれるなど、行政面で数
多くの実績を有する専門家です。
 開演にあたり、神永文人理事・副学長からは、本学における女性教職員
の割合や、大学の施策・取組、現状の課題等について説明がありました。

 山口やちゑ氏による講演においては、少子高齢化と男女共同参画には密
接な関連性があるとの解説があり、諸外国・我が国・茨城県との施策の比
較や現在の課題等、さらに今後あるべき取り組み等について、詳細かつ分
かりやすい説明がありました。また、東日本大震災における対応で得た教
訓として、災害・復興時には平時における男女共同参画に対する意識が非
常に重要であるとの事例紹介もありました。

 参加者からは「ふだんから常に男女共同参画について意識を持たなけれ
ばならないと再認識しました。」、「大学における実効ある男女共同参画
の実現に向けて、今以上に組織をあげて取り組まなければならないと感じ
た。」などの感想が寄せられました。



 配付資料
 

講演する山口 茨城県副知事
 
 
 
講演会の様子